証券会社で働くメリットとデメリット

2023年1月19日 no comments Posted in ビジネス

証券会社で働くことは、高い給与やキャリアアップのチャンスなどのメリットがありますが、ストレスや競争が激しい環境もあるデメリットもあります。
本記事では、証券会社で働くメリットとデメリットを詳しく見ていきます。

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証券会社で働くメリット

JPアセット証券など証券会社で働くメリットは何かというと色々あります。

年収が高い

まず何と言っても年収が高いという点です。
大体相場を見てみると、入社3年目で早くも400万円は軽く超え、6年目には700~800万円になります。
10年目で主任や課長になる事が出来、さらに結果も残せれば1000万円も夢ではありません。
このように普通のサラリーマンと比べても年収はかなり高いというのが特徴であり魅力でもあります。

頑張れば頑張る程評価してもらえる

また成果主義なので、頑張れば頑張る程評価してもらえるというのもメリットです。
仕事で結果を出せばその分ボーナスも上がりますし、出世も早まります。
その為毎年少しずつ給料が上がっていく年功序列の会社で働くよりも、自分の頑張り次第で年齢等関係なく給料が上がる会社を選びたいという人には向いています。

福利厚生がしっかりしている

他にも福利厚生がしっかりしているというのもメリットです。
証券会社は歴史の長い会社も少なくなく、福利厚生が充実している所が多いです。
寮もあり、そこに入ってしまえば家賃はほとんどかかりません。

結婚後も借り上げ社宅なら家賃も安くて済む

さらに結婚後も借り上げ社宅なら家賃も安くて済むというのも魅力です。
それから金融に関する専門知識を身につける事が出来るというのもメリットの1つです。
金融の世界では金融商品を扱いますし、様々な専門用語があります。
その為、入社したての新人は数週間から長いと数カ月もの研修プログラムを受け、その結果金融に関する知識を習得する事が出来ます。

営業力を磨く事が出来る

あと営業力を磨く事が出来るというのも魅力です。
証券会社で働く場合、金融商品を販売しなければなりません。
その為には色々なお客さんに営業もかける必要があり、いかに魅力的な商品か説明して買ってもらわないといけないので、自然と営業力が身に付きます。
営業力が身に付くので、他業種へ転職をする場合有利になります。
営業という仕事はどの業界でもあり、形のない金融商品を売ってきた実績は、他の業界の営業担当者からするとかなり重宝される可能性が高いです。

人脈を増やせる

そして人脈を増やせるというのもメリットとして挙げられます。
客は会社経営者や地主、医者や学校の理事長等、ある程度お金に余裕のある富裕層が多いです。
もちろん普通のサラリーマンや主婦等も取引をするケースがありますが、それでもデータを見てみると富裕層やある程度の地位を持った人が多いです。
こうした人達と仕事とはいえ、日常的に話をするだけで様々な情報も入ってきますし、自分とは異なった考え方や価値観を持った人と話す事で視野も広がります。
社員の中には、個人的に連絡先を交換して普段も仲良くなって食事をしたり、遊びに行ったりする人もいます。
普通に暮らしていたら会えないような会社経営者や医者と知り合え、中には社長に気に入られて「自分の会社で働かないかと」スカウトされるケースも珍しくありません。
このように幅広い人脈を築けるというのも大きな魅力の1つです。

証券会社で働くデメリット

一方デメリットもいくつかあります。

営業ノルマが厳しい

まず営業ノルマが厳しいという点です。
目標額は大きいですし、達成するまでの時間も短い、ノルマを達成するのはかなり大変です。
その為入社したての新人はついて行けずに早々と辞めてしまうというケースもあります。
また営業ノルマが厳しいと、どうしても数字優先の営業になってしまいがちです。
上司も部下が成績があまりふるっていないと、気合を入れる為に強めにはっぱをかけてきます。
その結果どうしてもノルマを達成しないといけないというプレッシャーから、本来は顧客本位で、客に最適な商品を提案しなければならないのに、それほど魅力的ではない商品を、魅力的に説明して売ってしまうという人もいる位です。

新規開拓業務が大変

他にも新規開拓業務が大変というのもデメリットです。
証券会社では大抵新人は営業に配属され、そこでひたすら新規開拓業務を行うというケースが少なくありません。
具体的に新規開拓業務というと、電話営業と飛び込み営業があり、電話営業ではそれぞれ社員に一定の地区が振り分けられ、会社が持っている電話帳等のリストを見ながら、電話をかけまくっていきます。
飛び込み営業では、社員が自分に振り分けられた地区の地図を渡され、その担当エリアへ直接出向き、一軒一軒まわって名刺やチラシを配って口座開設や商品購入を提案していきます。
どちらも非常に大変で、「あの時が一番つらかった」という社員も少なくありません。

労働時間が長い

それから労働時間が長いというのもデメリットです。
証券会社は朝早く夜遅い為、どうしても労働時間が長くなりがちです。
朝8時前に出社し、21時まで働いていたというケースもあるので、給料は高いですが肉体的にも精神的にもタフでなければ中々務まりません。

まとめ

このように証券会社で働く場合、沢山メリットがある一方でデメリットもあります。
合う人にはものすごく合いますが、合わない人にはかなり大変な業界です。
その為これから証券業界を目指す人は、メリットとデメリットをしっかりと見極めてから飛び込むと良いです。

 

よくある質問

Q: 証券会社で働くにはどのような資格が必要ですか?

A: 証券会社で働くには、証券アナリストとして働く場合は証券アナリスト資格、営業として働く場合は営業資格が必要です。また、有資格者以外でも、大学院や商学部を卒業し、証券会社にてインターンシップを経験した場合にも採用されることがあります。

Q: 証券会社で働く時の一日の流れはどのようになりますか?

A: 証券会社で働く時の一日の流れは、仕事の内容によって異なります。ただ一般的に、朝の会議で業界動向や経済情勢などを確認し、それに基づいて株価の予想や投資戦略を立てます。その後、営業活動や顧客とのやり取り、株式の買い入れや売却などのトランザクションを行います。夜は、市場のデータ分析やレポート作成などの業務を行います。

Q: 証券会社で働く上でのキャリアアップのチャンスはありますか?

A: 証券会社で働く上では、営業マンからアナリスト、リサーチャー、執行役員などに転身することができます。また、海外支店やヘッドオフィスなどに転勤することもあります。また、経験を積むことで自分自身のリスクマネジメント能力や分析力を高めることができ、それによって給与や昇進のチャンスも増えます。また、証券会社では常に市場の変化に対応しなければならないため、常に新しい知識やスキルを身につけることが求められ、学ぶチャンスが多いです。また、証券会社は全ての部署が金融業界に関連しているため、他の業界にも転身することができます。