コメディアンになるためには

2020年7月31日 no comments Posted in 娯楽

コメディアンとは、人を笑わせることを仕事にしている人のことです。
人を笑わせるスキルをもっていれば、漫才でもコントでも手品でもかまいません。
他の人より何か優れた芸があれば、目指すことができます。
他にも、トーク力を磨いたり営業能力を磨くことも大切です。
それ以外にも、一般常識である礼儀作法や身だしなみにも注意が必要となります。
たくさんの要素が必要な職業ですが、巷で話題の前田裕幸に憧れて目指す人は多くなっています。

参考記事:話題のイケメンモデル、前田裕幸さんについて

 

弟子入りする

コメディアンを目指すには、いくつかの方法があります。
一つ目は、昔ながらの方法にはなりますが弟子入りするパターンです。
今では少ないパターンですが、ベテラン芸人の弟子となってその下で働き勉強していくスタイルになります。
弟子になるための窓口や相談所はないため、自分で自ら師匠と呼べる人物の元に行き直談判するのが通常です。
弟子になれたからといって、すぐに教えてもらえるのではなく、まずは付き人から始めることが多いでしょう。
師匠の芸を近くでみて、芸を磨きチャンスを狙っていくスタイルになります。
付き人時代は、師匠からお金をもらえるのである程度生活はできます。
人によって教えからもお金の金額も違うので、少々厳しい道のりかもしれません。
ですが、付き人時代の話もネタにすることができるのでトークには困らないですし、師匠と絡んだ話題もできるのでデビューしてしまえば話題に尽きないでしょう。

 

芸能事務所が運営している養成所に入校する

二つ目は、芸能事務所が運営している養成所に入校するパターンです。
現在、テレビなどで活躍している芸人のほとんどが養成所出身といっても過言ではありません。
若手の選択肢として、一番多いパターンになります。
有名なところでいえば、吉本興業が運営しているNSCがあります。
このパターンが一番人気の理由は、養成所で一生懸命頑張っていれば運営している芸能事務所がいろいろとチャンスをくれるからです。
能力養成が目的でバックアップしてくれるため、チャンスがくれば一気に売れるのも夢ではありません。
ただ、能力がないと判断されればチャンスが回ってくる機会が減る厳しい現実はあります。
ですが、養成所では他にもいいメリットが存在します。
同じ夢を目指した人たちが集まることから、ネタを見せ合ったりオーディションなどライバルと競うことができます。
センスがあると信じている人が集まる場所のため、切磋琢磨することができて知らずに自分の芸を磨くことができるでしょう。
また、養成所では相方を見つけることができます。
ピン芸人や漫談師を目指すのであれば例外ですが、複数でやろうと思っているなら相方が必要です。
養成所にはたくさんの人が集まるため、人生をともにしていく相方をみつけることができます。
養成所といっても、お金を払えば入れるわけではありません。
入学試験なるものがあり、合格条件はさまざまです。
一般的に、養成所にかかる費用は年間通して約50万円前後です。

 

養成所ではなく事務所に入る

三つ目は、養成所ではなく事務所にはいるパターンです。
芸を身につけた人は、最終的に芸能事務所に所属することになります。
養成所に入らず直接、事務所のオーディションを受けるのも選択肢の一つです。
オーディションで審査員に面白いと思ってもらえれば、一発で合格することもあります。
事務所によって、規則やルールが違いますので活躍したいのなら、その世界の伝統やルールをきちんと学びましょう。
養成所と違い、事務所でも学ぶことが多くあります。

 

独学で進んでいく

4つ目は、独学で進んでいくパターンです。
最初のうちは自分の芸が認められる可能性は低いです。
よほどのセンスがないと、売れるのは至難の業といえますがくじけずに笑いを貪欲に追求していける人にはこの方法が向いています。
事務所に所属せず独学でやっていく人がコメディアンになるためには、ネタオーディションに応募するのが近道です。
ネタを見せるライブなどはたくさんありますが、事務所が運営している場合が多いので一般的に無所属の人が出場はできません。
多くの人にネタを見てもらうためにも、地道ではありますがYouTubeをするなど笑い以外にも追求が必要です。

 

コメディアンに必要な最低限の能力とは?

コメディアンに必要な最低限の能力があります。
それは、空気を読むことです。
多くの舞台を経験すると、その日の空気管や客層によってお客さんが笑っている笑っていないがわかります。
そのため、ネタをやる前に客層に合わせたりライブの空気感を瞬時に読む能力が必要です。
どんなに面白いネタでも、年齢や性別によってウケ具合が違ってきます。
瞬時にその空気を察して、機転を利かせることが最もコメディアンに求められる能力です。
もう一つは、ハングリー精神になります。
若手の頃は、ほとんどお金が入ってこない職業です。
ギャラが数百円というのも普通の世界ですので、あきらめない心が大切です。

 

まとめ

売れるまではつらい毎日が続くため、目標をなんでもいいので決めてください。
目標をめざして頑張れる人が成功します。